台風10号 特別警報級に発達予想 特徴と警戒ポイント 〈tenki.jp〉|AERA dot. (アエラドット)

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台風10号 特別警報級に発達予想 特徴と警戒ポイント

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台風10号は、特別警報級の勢力まで発達して、土日に沖縄に接近する予想。その後も勢力を維持したまま日曜から月曜にかけて、奄美から九州に、接近または上陸する恐れがあります。現段階での、特徴と警戒ポイントをまとめました。

台風10号 特徴は?

日本への接近が懸念されている、台風10号。現段階での特徴は、大きく2つ。1つは、急発達しながら、日本に近づくことです。

原因は、日本の南を中心とした海域の海面水温が、過去最高を記録しているほど「暖かい海」を進んでくる予想だからです。一般的に、台風が発達するのは、海面水温が27℃以上と言われていますが、日本の南の海は海面水温が30℃くらいなので、「暖かい海」から、水蒸気のエネルギーを沢山補給することによって、急発達すると予想されています。

このため、台風10号は、5日には、一番上のレベルの「猛烈な」勢力に発達して、6日にかけて沖縄地方に近づくでしょう。

そして、もう1つの特徴は、あまり勢力が衰えることなく、九州に近づくことです。

九州に近づくタイミングは、昨日までの予想よりも遅くなりましたが、油断はできません。6日から7日にかけて、奄美地方から九州に接近または上陸する予想ですが、6日の段階でも、中心気圧は915ヘクトパスカルと予想されていて、これは「特別警報級」です。このため、台風が近づく所では、記録的な暴風や高波、高潮、大雨の恐れがあります。

警戒ポイント 沖縄では?

台風10号の予想進路は、今の段階では、まだ幅があります。ただ、予報円の一番東側を通れば、九州に上陸する可能性もありますし、予報円の一番西側を通れば、九州に上陸することなく、九州の西の海上を北上する可能性もあります。

そこで、警戒ポイントは、大きく2つ。

1つめは、台風に慣れている沖縄でも、大東島地方を中心に、記録的な暴風に警戒が必要です。5日に予想される最大瞬間風速は、沖縄の大東島地方で55~70メートルとなっています。これは、屋外での行動は極めて危険なレベルで、ブロック塀で倒壊するものがあったり、鉄骨構造物が変形したりするくらいです。また、海は大東島地方を中心に、うねりを伴った「猛烈なしけ」となりますので、最大級の警戒を心がけてください。

警戒ポイント 九州では?

警戒ポイントの2つめは、台風の進路によって、九州付近での警戒事項が異なるということです。

台風が、予報円の一番東側を通って、九州に上陸した場合は、台風の中心付近の暴風が、直接、九州を襲う恐れがあります。さらに、台風の中心付近では、雨雲も発達しますので、その雨雲が、直接、九州にかかることにより、大雨にも警戒が必要です。

一方、台風が予報円の一番西側を通れば、九州に上陸することなく、九州の西の海上を北上した場合は、九州が台風の「進行方向の右側」にあたります。台風の「進行方向の右側」は、台風の中心に向かって反時計回りに吹き込む風と、台風自体を動かしている風との2つが、同じ方向になって合わさるので、特に暴風に警戒が必要になるのです。

警戒ポイント 沖縄・九州以外でも?

さらに、台風がどの進路を通っても、沖縄・九州以外でも、警戒するべき点があります。

台風の北上に伴って、日本付近には「暖かく湿った空気」が入るため、九州から関東の太平洋側を中心に、大気の状態が不安定になるでしょう。局地的に雨雲やカミナリ雲が発達する恐れがありますので、空模様の急な変化に警戒が必要です。

また、台風が運んでくる「暖かい空気」によって、来週前半にかけては、日本海側を中心に猛烈な暑さが続くでしょう。熱中症にも警戒を続けてください。


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