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台風10号は今後、急速に勢力を強め、6日(日)ごろには「特別警報級」の勢力で九州に接近するおそれがあります。暴風や大雨、高波、高潮のいずれについても最大級の警戒が必要となります。早めに十分な備えや避難の検討をする必要があります。

「特別警報級」の勢力で九州接近のおそれ

現在、台風10号はマリアナ諸島の近海を西寄りに進んでいます。日本の南の海上は、広く海面水温が30度程度と記録的な温度の高さになっており、台風10号は海からエネルギーを得ることで、これから急速に発達することが予想されます。

台風は次第に進路を北寄りに変え、6日(日)ごろには九州に接近するおそれがあります。6日(日)午前9時の段階で、中心気圧930ヘクトパスカル、最大風速50メートルの「特別警報級」の勢力が予想されています。

※台風については、中心気圧930ヘクトパスカル以下または最大風速50メートル以上の勢力で、中心が接近・通過すると予想される地域に対し、暴風・高潮・波浪の警報を、特別警報として発表することとなっています。

早めに十分な備えや避難の検討を

台風10号が「特別警報級」の勢力で九州に接近した場合には、記録的な暴風や大雨、高波、高潮となるおそれがあり、早めに十分な備えをしておくことが重要になります。

・避難場所や避難経路の確認

・非常持ち出し品(マスク、体温計、消毒薬などを含む)、食料、飲料水の確認

・停電に備え、懐中電灯、携帯ラジオ、電池の準備

などをしておきましょう。

なお、ことしは新型コロナウイルス感染拡大防止のため、避難所が混雑するケースが発生しています。ハザードマップを確認し自宅の危険性が低い場合には自宅で待機する「在宅避難」や、安全な場所の親戚や知人宅に避難する「分散避難」についても、事前に検討しておきましょう

最新の台風情報に注意を

台風10号の進路や勢力、九州への影響の予想は今後も変わることがあります。

最新の台風情報を確認し、台風への備えを進めてください。