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きょう2日は、台風9号が九州の西を北上。猛烈な風や、猛烈な大しけ、大雨や土砂災害などに警戒。沖縄は次第に回復に向かう。四国から東海、関東と東北太平洋側は、あす3日にかけて雨量が多くなる。一方で危険な暑さも。

きょうの天気 九州は台風警戒 四国から東北太平洋側大雨に

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きょう(2日:水曜)は、非常に強い台風9号が、九州の西を北上する見込みです。このため、沖縄では天気が回復に向かいますが、まだ風の強い所があり、急な雨や波の高い状態が続くでしょう。

九州は、猛烈な風や、大雨による土砂災害、猛烈な大しけ、高波にも警戒が必要です。予想される雨量は、九州の多い所で250ミリです。九州では、最大12メートルの高波が予想され、大潮の時期と重なることから潮位の変動による海岸付近の浸水なども予想されています。

引き続き、台風9号に関する最新情報を、ご利用ください。

四国から東海にかけての太平洋側では、台風を取り囲む南よりの湿った空気の影響で、あす3日にかけて、局地的な大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水、氾濫に厳重な警戒が必要です。大気の状態が不安定ですから、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうにも、ご注意下さい。

関東から東北の太平洋側では、東海上の高気圧から流れ込む湿った空気と日中の気温の上昇で雨が降りやすく、激しい雨の降る所があるでしょう。

北陸や東北から北海道の日本海側では、晴れて暑くなる所が多い見込みです。

日中の気温は、きょうも高い所が多く、北陸から近畿や九州にかけて、所々35℃以上の猛暑日になりそうです。関東から東北でも30℃を超える所が多いでしょう。きょうも熱中症対策が欠かせません。暑さを避ける工夫もなさってください。

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9月1日は防災の日 今週は防災週間

1960(昭和35)年に制定された防災の日。

この日は、1923(大正12)年に発生し、多くの市民を巻き込んだ「関東大震災」に起因するものです。都市型地震災害として、学ぶところが大きな地震でもあります。

加えて、1982(昭和57)年からは、9月1日「防災の日」を含む1週間を「防災週間」として、各地で防災訓練や防災を啓発する行事が行われています。ことしは、8月30日から9月5日(土曜)が防災週間です。

毎年今頃は、昔から台風の厄日の一つとして農家の方々などに知られてきた「二百十日」にあたり、その10日後には「二百二十日」があります。

今年はコロナ禍の影響で取り止めになる地域行事も多々ありますが、皆さまの家庭や職場などで、台風や地震など自然災害への備えを確認しあう良い機会になればと思います。

tenki.jpでは、【特集:新型コロナと自然災害に備えて】という記事を掲載しています。

こちらも、皆さまの参考に、是非なさって下さい。