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大型で強い台風9号は、発達しながら沖縄の南の海上を北上しています。この台風周辺の海上は既に大しけとなっています。9月1日は、近畿地方の太平洋側にも台風9号からのうねりが届き始める見込みです。太平洋沿岸では、遠く離れた海域から届く力強いうねりに注意が必要です。

うねりを伴った高波の特徴と注意点

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台風など遠くの海域から伝わってくるうねりは普段の波に比べると力強く、性質も異なります。岬の先端付近や川の河口付近の海底は浅くなっていることと、周囲から波が集まることで波が立ち上がりやすくなります。また、1000波に1波は2倍近い高さの波が押し寄せます。2~3時間くらいに一回は2倍くらいの高さの波が押し寄せることになりますので、今週は海岸付近での行動は注意をしてください。また、波長の長いうねりは普段波静かな湾内にも入り込み、船を大きく揺らすことも考えられますので、船舶関係の方も注意が必要です。