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昨日(28日)、一昨日(27日)と、2日続けて猛暑日を観測した北海道。今日(29日)も厳しい残暑が続き、午前8時発表の予報では、今日の札幌の最高気温は31度と真夏日予想となっています。

しかし、明日(30日)は一転して予想最高気温は18度と、20度にも届かない予想です。体調管理に十分な注意が必要です。

原因は前線の南下

北海道付近には前線がかかっており、この前線に向かって南から暖かい夏の空気が流れ込んでいます。そのため、前線の南側に位置する札幌は今日も厳しい暑さとなり、最高気温は31度まで上がる見込みです。

しかし、今日はこの前線が次第に南下し、夜には北海道の南に達する予想となっています。そのため、明日の北海道付近には、前線の北側の冷たい秋の空気が入り、気温が上がらなくなります。札幌では最高気温でも18度と、10月上旬並みの予想となっています。暑さがおさまるどころか、一気に肌寒く感じられるほどの気温になりそうです。

もし8月で最高気温18度なら40年ぶり

本州に比べて気温が低いとはいえ、札幌でも8月で最高気温が18度にとどまることは滅多にありません。

8月の札幌で最高気温が18度台となったのは、2004年8月29日に18.6度を観測したのが最後。18度以下の最高気温となると、1980年8月30日に17.8度を観測して以来となるため、明日の札幌は、8月としては異例の肌寒さとなりそうです。

急激な気温変化に体がついていかない恐れもあるため、服装選びを気を付けるなど、体調を崩さないように十分な注意が必要です。