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台風に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいて、沖縄や九州、四国では局地的に激しい雨が降っています。午後は近畿から関東にかけても所々で発達した雨雲がかかるでしょう。

沖縄・九州・四国では激しい雨を観測

非常に強い台風8号は、きょう(26日)午前9時現在、チェジュ島の西南西約220kmを北北西に約15kmの速さで進んでいます。日本からはやや離れているものの、台風に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、沖縄や九州、四国には所々で発達した雨雲がかかっています。

午前11時までに、沖縄県、鹿児島県、大分県、愛媛県では激しい雨が降りました。大分県臼杵市では午前7時39分までの1時間に43.5ミリを観測しました。また、午前10時すぎには、愛媛県愛南町で1時間に34.5ミリの雨を観測しています。

午後は近畿から関東でも雨

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九州や四国は、午後も断続的に雨が降る予想で、局地的に非常に激しく降ることもありそうです。沖縄では雨は次第にやむでしょう。ただ、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒・注意が必要です。

一方、本州の太平洋側の地域では、午後は雨雲がかかりそうです。近畿では昼すぎから、東海や関東は夜になると所々で雨が降るでしょう。カミナリを伴って激しく降ることもありそうです。空模様の急な変化にご注意ください。

あす(27日)正午までの24時間に予想される雨の量は、いずれも多い所で、九州北部で150ミリ、四国で120ミリ、沖縄で100ミリ、関東甲信で80ミリとなっています。また、その後も四国や沖縄で雨量がさらに増える見通しです。土砂災害や浸水などに警戒が必要です。