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きょう25日、気象庁から3か月予報が発表されました。今秋は、ラニーニャ現象が発生する可能性が高く、太平洋高気圧の勢力は例年よりも強まる予想です。9月、10月は暑さが続き、11月になるとようやく平年並みの気温に。

9月 残暑が厳しい

天気は数日の周期で変わり、東北太平洋側では平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。

台風シーズンに入りますが、9月は東北地方への台風の接近数が一年の中で最も多くなります。南の海上の海面水温は平年のこの時期に比べても2℃くらい高く、熱帯低気圧が発生した場合は台風として発達しやすい環境です。

降水量は、ほぼ平年並みの予想です。

平均気温は、平年より高く残暑が続くでしょう。なお、仙台管区気象台は、24日、高温に関する早期天候情報を発表しました。東北地方では、気温の高い状態が続いています。今後も2週間程度は暖かい空気が流れ込みやすく、あす26日頃からは気温がかなり高く、東北南部を中心に猛暑日の所もあるでしょう。引き続き、熱中症や農作物の管理に注意して下さい。

10月 台風による大雨災害に注意!

高気圧と低気圧が交互に通過し、天気は周期的に変化するでしょう。フィリピン周辺の対流活動が活発になり、台風の発生や日本付近への台風の接近に注意が必要になります。

降水量は、ほぼ平年並みの予想です。ただ、台風からの暖かく湿った空気の影響で秋雨前線の活動が活発になり、大雨となるおそれもあります。今後の気象情報に注意が必要です。

平均気温は、平年並みか高い見込みです。10月も気温の高い状態が続くため、季節の歩みはゆっくりとなりそうです。紅葉の色づきも遅れる可能性があります。

11月 冬への備えはお早めに!

東北日本海側では、平年と同様に曇りや雨または雪の日が多いでしょう。一時的に西高東低の冬型の気圧配置となり、強い寒気が流れ込む可能性があります。標高の高い山や峠道では雪の降る可能性があるため、冬用タイヤの準備など冬への備えは早めになさるとよさそうです。

一方、東北太平洋側では、平年と同様に晴れの日が多い見込みです。空気が乾燥しますので、火の取り扱いにお気をつけください。

降水量は、ほぼ平年並みの予想です。

平均気温は、ほぼ平年並みとなるでしょう。上空の寒気がやや流れ込みやすく、季節の歩みが一気に進んでいきそうです。