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きょう25日(火)は「伝統的七夕」です。今夜は「おりひめ星」(ベガ)と「ひこ星」(アルタイル)が見られるチャンス。夏の思い出に星空を眺めてみてはいかがでしょうか。

「伝統的七夕」とは

きょう25日(火)は「伝統的七夕」です。国立天文台によると、「伝統的七夕」とは、「二十四節気の処暑を含む日かそれよりも前で、処暑に最も近い新月の瞬間を含む日から数えて7日目」と定義されています。

「夏の大三角」を見つけよう

午後9時頃、東の空の高い位置を見上げてみましょう。最も明るく輝く2つの星が、こと座の「おりひめ星」(ベガ)と、わし座の「ひこ星」(アルタイル)です。もうひとつ、左のほうにある明るい星が、はくちょう座の「デネブ」です。この3つの星を結んでできる大きな三角形を「夏の大三角」と呼んでいます。街明かりがなく、空気がより澄んでいる所でしたら、織姫星と彦星の間を流れる天の川も見えるかもしれません。

広い範囲で星空観察のチャンス

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今夜は九州北部や中国、四国、近畿、東海、関東甲信や北陸では、おおむね晴れますので、きれいな星空が見れそうです。ただ、山沿いでは天気が急変することもありますので、自宅より離れた所へお出かけの方は、念のため雨具を用意しておくと良いでしょう。また、夜間も暑さが続きますので、水分補給など熱中症対策もお忘れなく。

新暦の7月7日はあいにくの天気で、星空が見られなかった方が多かったと思いますが、今夜は夏の思い出にぜひ、夜空を見上げてみてはいかがでしょうか。