メイン画像
メイン画像

沖縄地方は台風8号の影響で暴風と高波に警戒。九州から東北南部は大気の状態が不安定で急な雨や雷雨に要注意。残暑が続く。東北北部と北海道は暑い晴れの一日に。

沖縄地方 台風8号の動きに警戒

画像A
画像A

【沖縄地方】

きょう(24日:月曜)は、動きが遅い台風8号の影響で、沖縄地方は、本島地方を中心に荒れた天気です。特に、台風の中心に近い久米島では昼過ぎにかけて暴風に警戒が必要です。また、沖縄本島地方の沿岸は、高波に警戒が必要です。

<風の予想>

沖縄本島地方で、きょう予想される最大風速(最大瞬間風速)は、25メートル(35メートル)、あす(25日)は、20メートル(30メートル)です。台風の動きによっては、本島北部と中南部でも、あすにかけて暴風になるおそれがあります。

<波の予想>

沖縄地方で、予想される波の高さ(いずれもうねりを伴う)は、きょうは、沖縄本島地方で7メートル、宮古島地方で4メートル、八重山地方で4メートル。あすは、沖縄本島地方で5メートル、宮古島地方で4メートル、八重山地方で4メートルです。

<雨の予想>

沖縄本島地方では、きょうは、多い所で1時間に40ミリの激しい雨が降り、あすの朝6時までに予想される雨量は、多い所で150ミリです。

<大雨のおそれ>

沖縄本島地方と先島諸島では、土砂災害や低い土地の浸水に十分な注意が必要です。台風の進路等によっては、沖縄本島地方ではあすにかけて、警報級の大雨となるおそれがあります。

<高潮>

沖縄本島地方では、台風の影響で潮位が高くなる見込みです。満潮時を迎える、けさから昼過ぎにかけてと、今夜遅くからあす未明にかけて、海岸や河口付近の低地で高潮による浸水や冠水に注意してください。

沖縄地方では、今後の台風情報と気象情報に、ご注意下さい。

九州から北海道 急な雨や雷雨に注意

画像B
画像B
画像C
画像C

【九州から東北南部】

高気圧に覆われて、晴れる所が多い見込みです。問題は、日本海を進んでいる気圧の谷で、上空に冷たい空気を伴っています。これに、台風を大きく回り込むように流れ込む湿った空気と、気温の上昇が加わることが入り組んで、大気の状態が不安定になり活発な積乱雲が各地で発生するでしょう。晴れていても、午後は急な雨とカミナリに、ご注意下さい。

【東北北部と北海道】

高気圧に覆われて晴れる所が多いでしょう。午前中を中心に霧のかかる所がありますから、クルマを運転される方や船舶を操縦される方は、ご注意下さい。北海道の道東では、昼頃から雨の降る所がありそうです。

きょうの気温 全国的に30℃以上の真夏日 危険な暑さも

画像D
画像D

きょう(24日:月曜)は、日本列島の北から南まで気温が高いでしょう。きのうと同じか高い所が多くなり、北海道から沖縄まで30℃以上の所がある見込みです。東海から九州を中心に、35℃以上の猛暑日になる所がありそうです。東海から九州、沖縄にかけての広範囲には、高温注意情報が発表されています。外出は、できるだけ控えて、エアコンがある涼しい環境で過ごすことや外で過ごす場合は、日陰を選んで歩くこと、日の当たる場所に長くいないことなど、暑さを避ける工夫をなさってください。

北海道の道東とオホーツク海側では、この暑さをよそに秋の空気です。最高気温は、25℃以下の所が多いでしょう。