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あすも危険な暑さで、予想最高気温は40度近い所も。関東から西の熱中症情報は、一番上のレベルです。この暑さは、お盆を過ぎてもおさまらず、来週も続く予想です。暑さのポイントをまとめましたので、体調を崩さないよう、できる限りの暑さ対策を心がけてください。

ポイント①15日 昼間だけじゃない 夜間の熱中症にも注意

15日も、たっぷりの日差しによって、速いペースで気温がグングン上がりました。最高気温は、静岡県や高知県、埼玉県、山梨県、奈良県、愛媛県で39度以上を観測した所があるなど、40度に迫る暑さでした。仙台市では、今年初めて最高気温が35度以上の「猛暑日」になり、東京都心でも昼頃には最高気温が35度を超えました。

この後の暑さについて、ポイントの1つめは、「15日夜も、全国的に気温の高い状態が続く」ということです。16日朝の最低気温は、関東から西では25度以上の所が多く、広い範囲で「熱帯夜(夜間の最低気温が25度以上)」が続きそうです。昼間だけでなく、夜間の熱中症にも、十分な注意が必要です。お休み前には、コップ一杯の水を飲むなど、対策を心がけてください。

ポイント②16日 予想最高気温40度近いのは どこ?

この暑さは、16日も、まだまだ衰える気配はありません。16日は、太平洋高気圧の中心は、少し西よりに移動しますが、それでも引き続き本州付近を広く覆うでしょう。このため、関東から西では16日も「晴天」と「猛烈な暑さ」が続きそうです。

16日の最高気温は、関東から西では35度以上の所が多いでしょう。東京都心でも、連日の猛暑日となりそうです。そして、暑さのポイントの2つめは「甲府市や名古屋市、京都市など、本州では40度近くまで気温が上がる所もある」ということです。

このため、16日も、熱中症の危険度が高くなる恐れがあります。沖縄から関東甲信にかけての「熱中症情報」は、一番上の「危険」レベルです。屋外での活動は危険ですので、なるべく涼しい所で、こまめに休憩することが必要です。室内でも無理をしないで、適度に冷房や扇風機を使うなど、体の中に熱がこもらないようにしてください。

ポイント③暑さはいつまで?

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そして暑さのポイントの3つめは、「来週も暑さが長引く」ということです。

週間予報を見てみますと、全国的に、平年より気温の高い状態は、来週前半にかけても続くでしょう。来週後半になると、北海道や東北では、少しずつ涼しくなってきますが、関東から西では、まだまだ平年より高い気温が予想されています。名古屋市では、来週末も、また最高気温が40度近くまで上がりそうです。

「暑さ」が「長引く」ことによって、体に疲れが溜まりやすくなるでしょう。特に、今年は、暑さ対策だけでなく、新型コロナウイルス対策も欠かせません。マスクをしていると、喉の渇きを感じにくくなりますが、こまめな水分補給はもちろん、大量に汗をかいたら塩分の補給も忘れないでください。