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きょう11日(火)午前9時、台風5号は日本海で温帯低気圧に変わりましたが、九州北部は高気圧周辺の高温多湿な空気が流れ込むため、局地的に滝のような雨が降り、大雨になるおそれがあります。土砂災害などに警戒して下さい。

九州 大気不安定 局地的に滝のような雨

きのう九州に荒れた天気をもたらした台風5号は、きょう11日(火)午前9時に日本海で温帯低気圧に変わりました。

ただ、九州は日本海にある低気圧や前線に向かって、高気圧の周辺部の高温多湿な空気が流れ込むため、大気の状態が不安定です。特に、九州北部を中心に雨雲が発達しやすく、局地的に滝のような非常に激しい雨や、バケツをひっくり返したような激しい雨が降り、多い所で150ミリと大雨になるおそれがあります。

九州北部はまるで梅雨が戻ったような雨の降り方になりますので、土砂災害に警戒して下さい。川の増水や浸水にも注意が必要です。

また、海上や沿岸はまだ台風からのうねりが残り、波が高い所がありますので、船舶は強風や高波にご注意下さい。

お盆の頃は厳しい暑さ

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九州北部はあす12日(水)まで、高気圧周辺の湿った空気の影響を受けて不安定な天気が続く見込みです。雨が降りやすく、一時的に激しく降る所があるでしょう。

13日(木)以降、お盆の頃は太平洋高気圧が再び勢力を強めるため、各地で夏空が広がる見込みです。日中は内陸部を中心に最高気温が35度前後まで上がる所があり、たいへん厳しい暑さになりますので、熱中症など暑さに対して警戒して下さい。