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きょう(30日)は、中国地方で梅雨明けの発表がありました。

正午の天気図では、北陸地方から東海地方にかけて梅雨前線が停滞しており、中国地方から徐々に梅雨前線が遠ざかり始めたためです。

週末からは太平洋高気圧に覆われて夏空が広がり、日中の最高気温が35度以上の猛暑日になるところがあるでしょう。急に日差しが強まり、気温が高くなるため、熱中症には厳重な警戒が必要です。

あす(31日)までは天気の急変に注意

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きょうは梅雨明けの発表がありましたが、中国地方には雨雲のもとになる暖かく湿った空気が流れ込んでおり、上空には弱いながら寒気も流れ込んでいます。

あすまでは湿った空気や寒気の影響で天気が変わりやすく、気温の高くなる午後を中心に雨の降るところがあるでしょう。

局地的には雨雲が発達し、雷の発生するおそれがある見込みです。

屋外では、急な強い雨や落雷に十分にご注意ください。

週末からは猛暑日のところも

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週末以降は太平洋高気圧に広く覆われ、大気の状態は次第に安定する見込みです。

各地とも朝から強い日差しが照りつけ、日中は大きく気温が上がるでしょう。

県庁所在地の予想最高気温は、岡山市で35度の日が多く、広島市や鳥取市でも35度に達する日がある見込みです。

内陸部では、さらに気温の高くなる可能性があります。

熱中症対策のポイント

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屋外では直射日光を避け、気温の高い日などは無理をしないようにしましょう。

マスクをかけていると喉の渇きを感じにくくなることがあるため、こまめに水分を補給し、汗を大量にかいた時には適度に塩分を補給することも大事です。

人との距離が十分にとれるところでは、マスクを外して、休息をとるようにしましょう。

また、室内で熱中症になる人もあるため、適切に冷房を使うことも肝心です。