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きょうは、東北は昼頃にかけて局地的にやや強い雨。北陸や九州北部は夕方にかけて局地的に雷を伴った激しい雨や強い雨で、大雨の所も。土砂災害、河川の増水、氾濫に厳重に警戒。低い土地の浸水に警戒・注意を。

きょうの天気 東北、北陸、九州北部 大雨の影響に警戒

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きょう29日(水)は、梅雨前線が本州を横切り日本海に連なる見込みです。前線に向かって湿った南よりの空気が吹き込むため、前線に近い所ほど大気の状態が不安定です。

きのう(28日)大雨が降った東北地方は、山形県を中心に氾濫している河川や地盤の緩んでいる所があります。昼頃にかけては、1時間に10ミリから20ミリくらいの、やや強い雨が降る見込みで、昼前にかけては土砂災害に、さらに夕方にかけては河川の増水や氾濫に、厳重な警戒が必要です。

北陸地方では、大雨の峠は越えましたが、新潟県では200ミリを超える雨で平年の7月ひと月分を上回る大雨になった所があります。新潟県と富山県を中心に土砂災害の危険度が高まっている所があり、昼前にかけて警戒を続けてください。新潟県では、上流の雨が遅れてやってくるため、夕方にかけて河川の増水にも、ご注意ください。

九州北部地方では、午後にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降り、大雨になるおそれがあります。「令和2年7月豪雨」の影響で地盤が緩んでいる所があり、このあと少しの雨でも土砂災害につながるリスクがありますから厳重に警戒をなさってください。また、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫にも警戒が必要です。あす(30日:木曜)朝6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、佐賀県で50ミリ、長崎県で100ミリです。

きょうの天気 北海道と九州南部など 真夏の日差し

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きょう29日は、沖縄と九州南部、四国と東北北部や北海道では、晴れ間があり、強い夏の日差しが照りつけるでしょう。ただ、日差しが強過ぎて、にわか雨や雷雨が起きる所がありそうです。

中国地方や近畿、東海、関東では、前線から離れていても 大気の状態が不安定です。梅雨前線に向かって、太平洋高気圧から高温で湿った風が大量に流れ込むためです。雲が多い一日で日中晴れ間が出る所でも、午後を中心に雨や雷雨の所が多くなりそうです。

きょうの気温 貴方の傍に潜む熱中症

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きょうの最高気温は、北海道から東北では、25℃未満の所が多くなりますが、関東や北陸は25℃以上の夏日になり、甲信の一部や東海から九州、沖縄は、多くの所で30℃以上の真夏日が予想されています。九州南部では、35℃以上の猛暑日になる予想も出ているなど、日本列島の広範囲で熱中症のリスクは高い一日です。

コロナ下で、再び在宅勤務の拡大が求められていますが、出勤や通学が必須の方は少なくありません。公共交通機関の混み方が、コロナ以前に戻ったかのような昨今ですが、季節が進んでもマスクが必須という方は、人混みでない所を見つけて、時々マスクを外しましょう。