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きょう28日正午現在、山形県周辺に活発な雨雲がかかり、断続的に強い雨が降っています。土砂災害の危険度が高まっている所がありますので、明るいうちに安全な場所に移動してください。

あちらこちらで どしゃ降りの雨に

きょう28日正午現在、山形県周辺に活発な雨雲がかかっています。断続的に強い雨が降っており、山形県小国町や西川町、鶴岡市や酒田市などで1時間に20ミリ以上の雨を観測しました。また、新潟県では下越を中心に雨脚が強まっています。一番上の画像にあるように、土砂災害の危険度が高まっている所があり、正午現在、山形県や新潟県、長野県には土砂災害警戒情報の発表されている市町村があります。

山形県や新潟県では夕方にかけてが雨のピークとなり、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨の降る所があるでしょう。土砂災害のほか、川の増水や氾濫にも厳重な警戒が必要です。

土砂災害から身を守るには

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土砂災害から避難するには、ポイントが2つあります。

1つめは、早めの避難を心掛けることです。特に、お年寄りや障害のある方など、避難に時間のかかる方がいらっしゃる場合は、大雨になってしまう前に、行動してください。また、なるべく明るいうちに、避難所など安全な所へ避難することが重要です。

2つめは、より安全な所へ避難することです。これまで、土砂災害の多くは、木造家屋の1階で被害にあっています。すでに雨が強まっているなど、どうしても避難場所への移動が困難な場合は、近くの頑丈な建物の2階以上へ移るのも、選択肢の一つです。家の中に留まる場合も、斜面から離れた部屋や、2階以上の部屋へ移ってください。

万が一、土石流が発生した場合は、土砂の流れる方向に対して直角に、できるだけ高い所へ避難することが、命を守ることにつながります。