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26日(日)まで梅雨前線の活動が活発化。滝のような雨の恐れ。各地の雨のピークをまとめました。

九州で猛烈な雨

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きょう24日(金)、梅雨前線が西日本から東日本付近に延びています。また、前線上の低気圧が朝鮮半島付近にあります。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発になっています。

九州や四国を中心に発達した雨雲がかかり、1時間に本県天草市牛深では86.5ミリ(午前6時42分まで)、長崎県雲仙岳では85.5ミリ(午前5時22分まで)の猛烈な雨、熊本県熊本市では72.0ミリ(午前6時49分まで)、高知県高知市では70.0ミリ(午前8時54分まで)の非常に激しい雨が降りました。

滝のような雨の恐れ

25日(土)から26日(日)にかけて梅雨前線は西日本から東北付近にかかり、活動が活発な状態が続くでしょう。広く大気の非常に不安定な状態が続きそうです。九州から東海を中心に活発な雨雲が断続的にかかり、非常に激しい雨が降る所もあるでしょう。非常に激しい雨とはゴーゴーと滝のように降る雨で、傘が全く役に立たないような降り方です。大雨となる恐れがあり、土砂災害、河川の増水や氾濫、低い土地の浸水に警戒が必要です。

各地の雨のピークは

九州や中国、四国は25日(土)の昼頃までが雨のピークで、局地的に非常に激しい雨が降り、大雨となる恐れがあります。その後、26日(日)にかけても断続的に雨が降り、さらに雨量が多くなるでしょう。

近畿と東海は24日(金)の夜から25日(土)にかけて活発な雨雲がかかり、バケツをひっくり返したような激しい雨が降るでしょう。局地的には非常に激しい雨が降り、紀伊半島や岐阜県を中心に雨量が多くなりそうです。26日(日)にかけても雨が続き、大雨となる恐れがあります。

関東甲信は所々に雨雲がやカミナリ雲がかかる予想です。ザッと雨脚の強まることもあるでしょう。長野県では局地的な激しい雨に注意・警戒が必要です。

北陸と東北も25日(土)から27日(月)にかけて雨が降ったりやんだりでしょう。激しい雨が降り、雨量が多くなる恐れがあります。

来週は晴れ間も

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28日(火)以降は太平洋高気圧が一時的に北へ張り出し、西日本を中心にようやく晴れ間が広がる日が増えてきそうです。日差しとともに厳しい暑さになりますので、熱中症には十分な注意が必要です。