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7月の北陸地方は雨の降る日が続き、すでに平年の7月1か月分以上の雨が降っている地点もあります。週末にかけても、大雨に注意が必要な状況が続く見込みです。

平年の1か月分以上の雨が降った地点も

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グラフは7月の降水量の平年値と、7月1日からきのう8日までの降水量を比較したものです(気象庁のアメダスより)。すでに、金沢や新潟では7月の平年値の1か月分を超える雨が降っています。

あす10日(金)は梅雨前線が北陸付近に

あす10日(金)は、梅雨前線が北陸付近へ北上する見込みです。あさって11日(土)には、前線上の低気圧が日本海を東へ進むでしょう。

このため北陸地方はあさって12日(日)ごろにかけて断続的に雨が降り、雷を伴って激しく降る所もありそうです。予想される降水量は、多い所であす10日(金)12時まで100ミリ、その後11日(土)12時までの24時間に100ミリから200ミリでしょう。これまでの雨で地盤の緩んでいる所がありますので、土砂災害に警戒してください。

来週も雨に注意

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14日(火)にかけても北陸地方は梅雨前線や低気圧の影響で、雨が降るでしょう。この時期は予報が変わりやすいため、tenki.jpで雨の降る時間帯や予想される雨の量など、最新の予報をまめにチェックなさってください。

また、ご家庭では今一度、非常用持ち出し袋の中身、避難場所、避難経路を確認しておくのも大切です。新型コロナウイルスへの感染予防対策として、マスクと消毒液なども非常用持ち出し袋に入れておくと良いでしょう。