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中国地方は5日の午後から雨が降り出し、これまでの総雨量が山口県の瀬戸内側から広島県の南西部にかけて、200ミリから300ミリに達する大雨になりました。

最も多かったのが、山口県の周防大島町で363ミリ、次いで広島市中区で320ミリ、山口県の防府市で306.0ミリと、7月1か月間の平均雨量を上回るくらいでした。

きょうは各地で天気が回復していますが、これから夕方にかけては瀬戸内側で土砂災害や川の増水に対して注意が必要です。

また、午後は中国山地の周辺で天気の急変にもご注意ください。

瀬戸内側 夕方まで土砂災害に注意

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すでに中国地方に発表になっていた大雨や洪水に関する警報は、すべて解除になっています。

しかし、土砂災害の危険度分布を見ると、山口県から岡山県にかけての瀬戸内側は

赤や黄色の表示のところが多くなっており、依然として地盤の緩んでいる所があります。

急な崖の様子を見に行くことは大変危険ですので、決して崖には近づかないようにお願いします。

中国山地の周辺 急な雨や落雷に注意

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きょうの中国地方は天気が回復し、三日ぶりに平野部を中心に晴れ間が広がっています。

しかし、雨雲のもとになる湿った空気は依然として残っており、天気の変わりやすい状態が続いています。

気温の高くなる午後は、中国山地の周辺で雨雲が発生し、夕立を思わせるような雨の降る所がある見込みです。局地的には、雷を伴うおそれもあります。

雨雲は西から東へと移動するため、西の空が暗くなったり、急に涼しい風が吹いてきた場合には、急な強い雨や落雷に注意が必要です。