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大雨特別警報が岐阜県と長野県に発表されています。この先、雨は徐々に弱まる予想ですが、雨が止んでからも土砂災害や河川氾濫への厳重な警戒は必要です。この先の注意点をまとめました。

この先雨は弱まる 土砂災害と河川氾濫には引き続き厳重な警戒を!

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今日8日朝に岐阜県と長野県に大雨特別警報が発表され、これまでに経験のないような大雨になっています。

この先、岐阜県と長野県の大雨は徐々に弱まる予想ですが、油断は絶対に禁物です。

土砂災害の危険度を見ると、紫の「極めて危険・非常に危険」の地域が多くなっています。これらの地域はこれまでの雨によって、土の中には大量の水を含んでいる状態になっています。いつ土砂災害が発生してもおかしくない状況です。速やかに避難をしてください。

また、赤く色付けられた地域は準備が整い次第避難を開始(高齢者等は速やかに避難)、黄色は避難行動を確認し、いざという時への備えをしておく必要があることを示しています。

さらに、河川の水位も上昇しています。その場所で雨が降っていなくても、上流で雨が続いている場合は、その水が流れてくる可能性もあります。河川氾濫にも引き続き警戒が必要です。

いま、避難先でお過ごしの方は、安全が十分に確保されるまでは無理にご自宅付近へ戻らないようにしてください。

土砂災害の前兆は

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土砂災害の前兆として、以下の4つが挙げられます。

・斜面のひび割れがある

・異様な音・においがする

・湧き水が止まる

・濁った水が斜面から吹き出す

これらの前兆が見られた際は、直ちに斜面から離れた安全な場所に逃げるようにしてください。

避難をする際は、周囲の状況を十分確認し、極力、一人ではなく複数で、長靴(水が入ると動きにくくなる)ではなくスニーカーなどで、両手を空けた状態で行動するようにしてください。