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梅雨の“最盛期"を迎えた日本列島。これから来週中ごろにかけて再び大雨のおそれも。川の氾濫、大規模な土砂崩れに要警戒!

梅雨前線の位置で変化 予想天気図で確認

きょう4日、九州(本県・鹿児島県)を中心に記録的な大雨をもたらした活発な梅雨前線。あす5日は列島の南岸に停滞し、太平洋側を中心に激しい雨が予想されます。特に雨量が多くなるとみられるのが、九州南部と東海地方です。6日月曜日はやや北上傾向で、九州にかかる見込みです。このため、月曜日は九州を中心に広範囲で雨脚が強まり、さらに災害の危険性が高くなる恐れがあります。まだ変化のない場所でも急な斜面付近や川周辺では時間をおいて、新たに災害が発生。二次災害に直結する恐れがありますので、予断を許さない状況といえます。7日火曜日は梅雨前線が対馬海峡から山陰沖に北上します。これは九州(特に北部)や中国地方(主に山陰)で災害に結び付くような大雨になるパターンの気圧配置です。これから来週前半にかけて場所を変えながら様々な地方で大雨に警戒が必要です。

週間予報(全国)

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向こう一週間(11日土曜日にかけて)の各地の予報をご覧ください。東北から九州にかけて雨や曇りが目立ちます。西日本や東日本では活発な梅雨前線が停滞することで、数日にわたり大粒の雨が続き、きょう(4日)甚大な被害が出た九州で再び災害が発生、二次災害に結び付く恐れがありますし、そのほかの地方でも新たな災害が発生する可能性があります。日々の予報を確認の上、大雨に対する一層の警戒、避難場所、避難経路などの確認、命を守る最善の方法を検討してください。