メイン画像
メイン画像

7月最初の土曜日、日曜日は梅雨前線の影響で大雨のおそれ!急な斜面付近、川付近では災害に警戒を!

早朝からザーザー降りに要警戒!

梅雨前線上の低気圧が関東甲信を通過するでしょう。このため、あす(4日)は一日断続的に雨が降ります。特に明け方から朝は活発な雨雲がかかり、局地的に1時間に30ミリのバケツをひっくり返したような激しい雨となりそうです。短い時間で激しい雨があちらこちらで降ると排水が追い付かず、道路が冠水したり、川が増水するおそれがあります。あす午後6時にかけて予想される24時間雨量はいずれも多い所で、関東南部と甲信地方で180ミリ、関東北部で100ミリとなっています。6月30日から今月1日にかけて大雨となった地域では、土砂災害の危険度が高くなる恐れがあります。土砂災害にも注意・警戒してください。

軒並み平年以上!宇都宮と千葉は既に2倍超!

画像B
画像B

先月11日に梅雨入りした関東甲信地方。きのう7月2日までの主要地点の積算雨量を期間平年と比較します。全地点ともに平年を超えている状況です。特に宇都宮と千葉は200%以上と平年の2倍以上の雨が降っていて、水戸でも200%に迫る勢いで雨量を観測しています。

ステージは最終局面か!?

画像C
画像C

向こう一週間(5日~10日)の予想天気図を御覧ください。5日(日)までは九州から東北に延びる梅雨前線が月曜日以降は、現状よりも一段、北上する予想です。これは太平洋高気圧の勢力が強まるためです。このため、関東地方は、梅雨前線の南側の高温多湿の空気に包まれ、かなり蒸し暑くなります。関東甲信地方の平年の梅雨明けは7月21日ごろですが、今後の太平洋高気圧の日本への張り出しなど条件が重なれば、関東甲信の梅雨明けが平年より早まる可能性があります。週間予報で、最新の予報をご確認ください。