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九州は活発な梅雨前線の北上で、今夜からあす30日(火)昼過ぎにかけて雷を伴い一時非常に激しい雨や激しい雨が降り、警報級の大雨になるおそれがあります。先週からの大雨で地盤が緩んでいる所がありますので、土砂災害などに十分に警戒して下さい。また、発達する低気圧の影響で、風も強まり荒れた天気になるでしょう。

九州 線状降水帯発生のおそれ 土砂災害に警戒

現在、梅雨前線に伴う発達した雨雲が東シナ海を北上し、九州の東シナ海側ですでに雨が降り出しています。

29日夜は、梅雨前線が九州北部付近へ北上し、あす30日(火)朝にかけて前線上の低気圧が発達しながら朝鮮半島南岸付近へ進むため、前線の活動が活発になる見込みです。

特に、九州は今夜からあすの昼前後にかけて、前線の南側で雨雲が発達し一時非常に激しい雨や激しい雨が降り、再び大雨になるでしょう。場合よっては線状降水帯が発生するおそれもありますので、雨の降り方に警戒が必要です。

九州は、先週25日(木)以降、大雨が降る日が多く地盤が緩んでいる所があります。新たな大雨により土砂災害が発生するおそれがありますので十分に警戒して下さい。また、河川の増水や氾濫、低い土地の浸水、落雷や竜巻などの激しい突風にもご注意下さい。

九州北部を中心に雨が強まるのが深夜になります。夜遅くになって避難するのは危険です。早いうちに安全な建物などに避難をするなど備えておきましょう。

あすにかけて荒れた天気 強風・高波にも注意

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あす30日(火)にかけて、梅雨前線上の低気圧がやや発達して九州の北を通る見込みです。九州付近は等圧線の間隔が混み合うため、今夜から海上や沿岸を中心に南から南西の風が強まるでしょう。海上は次第に波が高くなり、あすはしける所がありますので、強風や高波にも注意が必要です。