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「梅雨の晴れ間」から一転、きょうは西日本中心に大雨の恐れ!土砂災害、低い土地への浸水、川の増水・氾濫に警戒を!

西日本を中心に大雨の恐れ 土砂災害に警戒を

ここ数日間、強い雨は九州南部の一部と奄美地方が中心でした。ただ、きょう(18日)は西から雨の範囲が広がります。あす(19日)朝にかけて予想される24時間雨量はいずれも多い所で、九州北部で200ミリ。四国で180ミリ。中国、近畿、東海で120ミリです。さらにあさって(20日)にかけて東海や四国で最大100ミリの雨が降り、場所によっては6月平年一か月相当の雨が降る可能性があります。

梅雨前線"再北上" 暖湿流入で大気不安定

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きのう(17日)までの数日間は、梅雨前線が南に下がり、本州は「梅雨の中休み」。特にきのうの東京は朝から強い日差しが照り付け、梅雨入り以降初めて日照時間が10時間を超えました。(13時間12分で今年最長)

一方、きょう(18日)午前3時には、梅雨前線が九州に北上し、前線上(大陸側)には低気圧が発生しています。この低気圧や梅雨前線に向かって、南から暖かく湿った空気が流れ込むため、低気圧周辺や前線近傍では大気の状態が不安定になり、活発な雨雲がかかりやすくなります。

防災上の注意点

今年の梅雨は、一度雨が降りだすと雨量が多くなり、晴れ間があると猛烈な暑さになるなど、「メリハリのある梅雨」です。今回も雨量が多くなる恐れがありますので、土砂災害や低い土地への浸水、川の増水・氾濫に警戒して下さい。状況が悪化する前に、周辺にどのような災害の危険があるか、ハザードマップを確認し、いざという時の避難先を検討するなど、身を守る行動を最優先してください。