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21日(日)は日本全国で部分日食が起こります。太陽が欠け始めるのは早い所で午後4時頃からで、午後5時10分前後に最も大きく欠けます。各地の日食の時間や見え方、気になる天気についてまとめました。

見える時間は?

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21日(日)夏至の夕方、日本全国で部分日食が起こります。「部分日食」とは、月が太陽の前を通るため、太陽の一部が欠けて見える現象で、今回は南や西へ行くほど欠け方が大きくなります。

太陽が欠け始めるのは、那覇や福岡で午後4時頃からです。午後5時10分前後に最も大きく欠ける所が多く、午後6時前後に食の終わりとなります。各地の詳しい食の時間は、上の図を確認してください。

気になる天気は

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21日(日)は、梅雨前線が日本の南海上に停滞するため、九州から北陸は日本海側を中心に晴れる所が多い見込みです。一方、気圧の谷や湿った空気の影響を受ける東海や関東から北海道は曇りや雨、また、沖縄も雨で、観察にはあいにくの天気となる所が多いでしょう。ただ、まだ少し先の予想ですので、最新の天気予報を確認してください。

日食専用グラスを用意しよう

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なお、日食を安全に観察するためには、「日食専用のグラスや遮光板」など、必ず「日食観察用のもの」を用意しましょう。薄曇りのときも、肉眼で太陽を直接見るのは大変危険です。また、今回は日食時の太陽高度が低いため、昼間ほど太陽の眩しさを感じないかもしれませんが、たとえ短い時間であっても目を傷めてしまう恐れがありますので、必ず日食グラスなどを使って観察しましょう。