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梅雨前線の活動が活発化しているため、西日本を中心に大雨のおそれ。土砂災害、低地浸水、川の増水・氾濫に警戒を!

近畿や東海では梅雨入り早々大雨に!

日本列島に延びている梅雨前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込むため、きょう(11日)は西日本を中心に大気の状態が非常に不安定になり、局地的に非常に激しい雨や雷雨の恐れがあります。あす(12日)朝にかけて予想される24時間雨量はいずれも多い所で、近畿で300ミリ。九州北部と四国で250ミリ。九州南部と東海で200ミリ。関東甲信で150ミリ。中国地方と北陸で120ミリとなっています。

200ミリから300ミリの雨量とは、近畿など場所によっては6月平年一か月分に相当します。土砂災害や低い土地への浸水、川の増水・氾濫に警戒して下さい。状況が悪化する前に、周辺にどのような災害の危険があるか、ハザードマップを確認し、いざという時の避難先を検討するなど、身を守る行動を最優先してください。

天気図の主役は梅雨前線

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きのう(10日)は、中国地方や近畿、東海で梅雨入りが発表されました。きょうは関東甲信、北陸、東北でも梅雨入りが発表されそうです。梅雨前線の位置をきのうの正午ときょう午前3時で比較すると、きのうは九州から四国に延びていた梅雨前線がきょう午前3時には、さらに北上し、北陸から関東にかけて延びています。このあとさらに北上し、雨の範囲が東日本や北日本にも拡大するでしょう。関東甲信、北陸では、早ければきょう梅雨入りし、東北地方でも南部で梅雨入りの発表があるかもしれません。雨への備えを心がけましょう。