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6月に入ると、続々と本格的に長雨の季節を迎えるでしょう。西日本の降水量は平年並みか多い見込みです。28日発表の最新の1か月予報です。

全国的に高温 熱中症予防を

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この先1か月も全国的に暖かい空気に覆われ、気温が高いでしょう。特に北日本では来週にかけて、東日本や西日本と沖縄・奄美では6月中頃にかけて気温がかなり高くなりそうです。感染予防のマスクをすることで熱中症のリスクが高くなることが考えられます。上のフリップのように「人と十分な距離をとってマスクをはずし」休憩をとるようにしましょう。

西日本の太平洋側を中心に湿った空気が入りやすくなるため、西日本の降水量は平年並みか多いでしょう。梅雨入り早々、まとまった雨となったり、大雨となることも考えられます。日照時間は平年並みか少ない見込みです。

沖縄・奄美は、高気圧に覆われやすく、降水量は平年並みか少なく、日照時間は平年並みか多いでしょう。

1週目(5月30日~6月5日)

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全国的に高温傾向で、特に北日本は平年よりかなり高いでしょう。季節を先取りした暑さとなりそうです。今年は外出自粛の影響で、例年より身体が暑さに慣れていないことが考えられます。体力に自信がある方も無理をせず、熱中症対策を万全にしてください。

前線が本州南岸まで北上するため、東日本の太平洋側と西日本では湿った空気の影響を受けやすいでしょう。平年に比べ曇りや雨の日が多くなりそうです。九州南部の梅雨入りの平年は5月31日頃で、この先一週間も曇りや雨の日が続くため、梅雨入り秒読みといえそうです。そのほかの地方も梅雨入りが近づいています。レイングッズを確認する、側溝の掃除をしておくなど、梅雨支度をしておきましょう。一方、沖縄・奄美は平年より曇りや雨の日が少ない見込みです。

2週目(6月6日~12日)

北日本の暑さはいったん落ち着き、気温は平年並みの予想です。一方、東日本と西日本、沖縄・奄美は平年より気温の高い状態が続くでしょう。

北日本と東日本の天気は数日の周期で変わる見込みです。西日本は前線や湿った空気の影響を受けやすく、曇りや雨の日が多いでしょう。沖縄・奄美は平年より曇りや雨の日が少ない見込みです。

3~4週目(6月13日~26日)

再び全国的に高温傾向となりそうです。また、全国的に平年と同様、曇りや雨の日が多く、本格的な長雨の季節となるでしょう。湿度が高く、ムシムシ・ジメジメする日が増えそうです。洗濯物を室内に干す日も多くなりますので、乾燥機や除湿機を使うなど、カビ対策が必要です。食品の管理にもお気をつけください。そして時々窓を開けるなど、換気も忘れないようにしましょう。