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今年初めて発生した台風1号。来週はじめに沖縄に接近の可能性も。台風の動向に注意を!

4年前の台風1号と比較

きのう(12日)午後9時発生した台風1号。台風1号の発生が5月以降になったのは、2016年(7月3日)以来4年ぶりのことです。その4年前の台風1号は、日本のはるか南のカロリン諸島で発生したあと北西方向に進み、沖縄県の先島諸島に近づき、台湾に上陸したあと大陸で熱帯低気圧に変わりました。

今回発生した台風1号の予想進路を見てみると経路こそ違いがありますが、次第に向きを変え、沖縄方面に近づく予想です。

詳しい進路(午前3時最新)

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台風1号は13日午前3時現在、フィリピンの東にあって、北へゆっくり進んでいます。中心気圧は998hPa、中心付近の最大風速は20m/s、最大瞬間風速は30m/sで、北東側280㎞と南西側220㎞では風速15メートル以上の強風が吹いています。

今後の予想進路は、15日金曜日から16日土曜日にかけてフィリピンを北上したあと進路を東寄りに変える見込みです。18日月曜日には沖縄県の先島諸島に近づく可能性があります。この周辺の海水温は27度以上と台風の発達を促進する温かさですので、一時的に勢力を強める可能性があります。また、梅雨入りした沖縄地方では梅雨前線と台風の接近で、大雨になる可能性があります。台風の動向には十分ご注意ください。