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今日(10日)の北海道では、午前中に稚内でエゾヤマザクラが開花し、午後には釧路でもエゾヤマザクラの開花が観測されました。

これで全国の気象台や測候所すべてで桜の開花が観測され、今年の桜前線はゴールとなりました。

今年のスタートは3月14日の東京

今年の桜前線のスタートは3月14日の東京での開花でした。東京としては統計史上最も早い開花の観測となり、2017年以来3年ぶりに東京での桜前線スタートとなりました。

今年は東日本、北日本を中心に平年よりかなり早い開花となった所が多く、4月20日には北海道の松前で桜が開花し、桜前線は北海道に上陸しました。

その後はやや進むペースを落とした桜前線ですが、大型連休は北海道でも真夏日となる地点が現れるなど気温が上昇。

再びペースを上げて、連休中に続々と開花の便りが届きました。昨日(5月9日)には根室でチシマザクラが、今日の午前に稚内、午後に釧路でエゾヤマザクラが開花となり、桜前線はゴールを迎えました。

今年のサクラ前線はスタートから57日、北海道上陸からは20日でのゴールとなりました。

昨年の桜前線は、5月9日に釧路や根室での開花でゴールを迎えており、1953年からの統計で2番目に早いゴールとなりましたが、今年はそれに次いで史上3番目の記録となりました。