メイン画像
メイン画像

きょう(7日)、広島地方気象台は中国地方の一か月予報(5月9日~6月8日)を発表しました。向こう一か月間の降水量と日照時間は、ほぼ平年並みですが、気温は平年より高い見込みです。高気圧と低気圧が交互に通るため、平年と同様に晴れる日が多いものの、一時天気のぐずつく時期があり、走り梅雨になる可能性もあります。

気温の傾向

画像A
画像A

向こう一か月は、中国地方の上空に平年よりも暖かな空気が流れ込みやすい見込みです。5月の前半は気温が高く、その後も平年並みか平年より高い日が多いでしょう。先月はかなり気温の低い日が目立ちましたが、この先は5月前半を中心に気温の高い日が多くなる見込みです。季節の歩みは、平年より早まりそうです。

熱中症に注意

5月から6月に向かって、中国地方では真夏日(最高気温が30度以上)が現れるようになり、夜も少しずつ寝苦しくなってゆきます。しかし、この時季は私たちのからだが暑さに慣れていません。また、今年は部屋の中で生活することが多く、汗をかく機会が少なくなっています。このため、例年よりもからだに熱がこもりやすく、熱中症になる危険性が高くなっている可能性があります。熱中症は屋外よりも屋内で発生することが多いため、今からこまめな水分補給と、適切な冷房を心がけましょう。