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22日、山梨県甲府市の空に、みごとなレンズ雲が出現しました。写真は午前11時過ぎ、南アルプスの風下にできました。

甲府の空にレンズ雲 空を見上げてみよう

22日(水)、甲府の空に見事なレンズ雲が出現しました。写真は午前11時過ぎ、南アルプスの風下にあたる甲府の空です。宮田雄一朗気象予報士撮影。

レンズ雲は、山を越えた風が波打ってできた雲です。上空の風が強いときに、山の風下によく出現します。雲はその場に留まっているように見えますが、実際は同じ場所で発生と消滅を繰り返しています。

写真の雲は、主に山と同じ高さの上空3000メートル前後にできているものとみられ、お昼を過ぎた現在も、形を変えながら、まだ浮かんでいるようです。空を見上げてみてはいかがでしょう。