メイン画像
メイン画像

最近の北海道は、平年に比べて気温の低い日が多くなっていましたが、今日(17日)の北海道は各地で気温が上がり、道内の半数以上が10度を超えるなど、約2週間ぶりの暖かさとなりました。

この週末はさらに気温の上がる所も出てきそうで、札幌などでは今年の最高気温を更新するほどの暖かさとなりそうです。

ここ一週間は晴れても低温続いた

先週10日から昨日(16日)までの一週間は、北海道の地域平均で、日照時間は平年の1.3倍と多くなりましたが、平均気温は平年より2.3度も低く、日差しの割に風が冷たい、という日が多くなりました。

しかし、今日の道内は日差しの下で気温が上がりました。午後3時までの最高気温は、道内の観測地点の約8割に上る133地点で10度を超え、道内の最高気温は紋別地方の雄武町(おうむちょう)と十勝地方の芽室町(めむろちょう)の15.1度と、15度以上になりました。

道内では、半数以上の地点が10度を超えるのも、15度以上の地点が現れるのも、ともに4月4日以来、13日ぶりのことでした。

ここ最近続いていた各地の低温傾向は、いったん解消となっています。

週末はさらに気温上昇 桜も

画像B
画像B

明日(18日)から明後日(19日)は、南からの暖かい空気が入るため、さらに気温の上がる所も出てくる見込みです。

札幌では日曜日の最高気温が17度の予想で、今年の最高気温を更新しそう。今年の道内の最高気温は、4月4日に観測した渡島地方の北斗と空知地方の美唄の17.7度ですが、今週末の道内は、それを更新するかもしれません。

また、最新の開花予想では、19日には松前で桜が開花する見込みで、春本番を感じられる週末になりそうです。

週明けからは再び…

しかし、週明けからは再び気温の上がり方が鈍くなる見込みです。

来週前半は太平洋側を中心に平年より気温の低い日があり、後半になると道内各地で最高気温が平年より低くなりそうです。

さらに、最新の1か月予報では、来週末からの一週間は平年並みか低めの気温で経過する予想となっており、週明けから今月末まで、気温が低めの傾向が続く見込みです。

特にここからの一週間は各地で気温の変動が大きくなるため、体調を崩さないように服装などでうまく調節することが必要になりそうです。