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スーパームーンの後も、「惑星と月の接近」や、「4月こと座流星群」と天体ショーが続きます。庭やベランダなどから夜空を眺めてみてはいかがでしょうか。

どんな天体ショーがある?

きのう8日(水)は今年最大の満月、いわゆるスーパームーンでした。ひと際明るく輝く大きな月に癒された方も多いことでしょう。休校やテレワークなどで家で過ごす時間が増えている方は特に、この先の天体ショーも気になるところですね。今週末にかけては、残念ながら目立った天体ショーはありませんが、きょう9日(木)の夜は近畿地方で、「きぼう」/国際宇宙ステーション(ISS)を見られるチャンスがあります。大阪では午後6時54分頃に最大仰角となります。家の庭やベランダから南西の空を眺めてみましょう。

来週は月と惑星が接近

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来週は下弦の月が、惑星に次々と接近します。この時期、日の出前の南東の空には、木星、土星、火星が並び、15日(水)から17日(金)にかけて月がこれらの惑星の近くを通りすぎていくのです。日ごとに細くなる月の変化も楽しめるでしょう。自宅待機などで生活リズムが乱れがちな方は、少し早起きして観察してみてはいかがでしょうか。

再来週は「4月こと座流星群」

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22日(水)の夜は「4月こと座流星群」が極大を迎えます。月明かりがなく、観測には好条件です。流星の数は少ないものの、明るい流星の割合が高いそうです。まだ先の天体ショーですので、近くなったら最新の天気予報を確認してくださいね。なお、出現期間は4月15日~25日頃まで。曇りや雨の日があっても、何度かチャレンジするとよさそうです。

月末は「宵の明星」と月が近づく

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さらに26日(日)は、明るく輝く金星と細い月が近づきます。暗くなるにつれて「地球照」と呼ばれる月の暗い部分もうっすら見えてきそうです。夕暮れ時の空の色の変化もあわせて楽しみたいですね。