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先週の北海道は連日2ケタの気温となった所が多く、各地で今年一番の気温を記録しました。

しかし、今週に入ってからは最高気温が平年並みか低い所が多くなっています。この先はさらに気温の上がり方が鈍くなり、真冬日となる所も出てきそうです。

木曜日頃に寒気のピークが

先週は、北海道の北を低気圧を含む気圧の谷が通過することが多く、その低気圧に向かって暖かい空気が流れ込んだため、各地で気温が上がりました。

しかし、今週は北海道の南を低気圧が通過し、北からの寒気が流れ込みやすくなりました。昨日(6日)も、道北の内陸を中心に平地でも一時的に雪が積もった所がありました。

この先は、9日木曜日頃をピークにさらに寒気が強まりそうで、再び雪が降るだけでなく、最高気温もこれまでよりさらに低くなる見込みです。

稚内では最高気温でも氷点下1度と、真冬日の予想となっており、かなりの寒さとなりそうです。

5月でも真冬日になることが

昨シーズン、道内で最後に真冬日が記録されたのは、4月9日で、道東の斜里町宇登呂で最高気温が氷点下0.2度となりました。

例年、4月の中旬頃まで道内では真冬日が観測されますが、遅い時には5月に入ってからも真冬日となることがあります。最近の例では、2013年に、斜里町宇登呂が5月8日に最高気温氷点下0.1度を観測しており、記録的に遅い真冬日となりました。

徐々に春本番へ向かっている北海道ですが、もうしばらくは春の暖かさと冬の寒さが同居しそうです。体調を崩さないように十分、お気を付けください。