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今日(7日)、18時49分頃から「きぼう」/国際宇宙ステーション(ISS)を見られるチャンスです。観測のポイントや各地の今夜の天気をまとめました。

見られる地域や時刻

国際宇宙ステーション(ISS)は、地上から約400km上空に建設された実験施設。「きぼう」はその中の日本実験棟の名前です。ISSはサッカー場くらいの大きさで、条件が揃えば地上から肉眼で見ることができます。

今夜(7日)、18時49分頃から55分頃に、東北や北陸、関東から近畿などで観察のチャンスがあります。きのう(6日)の夜より少し早い時間に観測できそうです。上の図は各地の最大仰角の時刻と見える方角で、この時刻の2~3分前から見え始める所があります。

明るい星のような光が、飛行機よりも速めのスピードで、流れて行くように見えます。望遠鏡などを使うと、視野が限定されてしまい、見逃す可能性がありますので、肉眼で探すと良いでしょう。

今夜の各地の天気は?

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今夜は、北海道は低気圧や湿った空気の影響で雲に覆われ、日本海側やオホーツク海側で雪や雨の降る所があるでしょう。ただ、札幌周辺は夕方から晴れる見込みで、「きぼう」が見られるかもしれません。東北や北陸、関東から近畿にかけては広い範囲で晴れるため、見られる所が多いでしょう。中国や九州、沖縄は、今夜ではなく、あすの夜に観測のチャンスがありそうです。

また、今夜は、「きぼう」だけでなく、とても大きな満月を楽しむことができますので、ぜひ夜空を見上げてみてはいかがですか。庭やベランダなどに出てゆっくりと観察する際は、首元など暖かくして楽しんでください。