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日本付近の上空には、雲を発達させる寒気が次々に流れ込む見込みです。晴れていても、急に雨が降ることがあるでしょう。

雲の発達

上空に寒気が入り、地上との温度差が大きくなると、大気の状態が不安定になります。このような状態では、雲が発達し、激しい雨や雪を降らせます。

この先、日本付近の上空には、次々と寒気が流れ込むでしょう。

寒気流入 5日(日)夜~6日(月) 北海道~北陸 突風や雹(ひょう)の恐れ

5日(日)夜から6日(月)にかけて、上空5500メートル付近でマイナス36度以下の寒気が北日本付近に流れ込む見込みです。平年より10度くらい低い寒気です。北海道から北陸にかけて、大気の状態が不安定になるでしょう。雨や雪が降り、急にカミナリを伴って、降り方が強まる所があるでしょう。発達した雲の下では、突風が発生したり、雹(ひょう)が降ったりすることがあります。できるだけ、建物の中など安全な場所でお過ごし下さい。

7日(火)は、北海道は寒気の影響が残り、雪の降る所がありますが、東北から北陸の雨や雪は止む見込みです。

次の寒気 8日(水)~9日(木) 関東付近も局地的に雨雲発生か

8日(水)から9日(木)にかけて、再び上空に寒気が流れ込むでしょう。北海道から北陸だけでなく、関東付近でも大気の状態が不安定になる見込みです。北海道から北陸では、雨や雪が降り、カミナリが鳴ったり、降り方が強まったりするでしょう。関東は晴れますが、地上の気温が上がる日中は、局地的に雲が発生する可能性があります。一時的に雨が降るかもしれません。

また寒気 10(金)~11日(土) にわか雨の可能性も

10日(金)から11日(土)にかけても、日本付近の上空には、寒気が流れ込みやすい状態が続きます。特に11日(土)頃から、地上付近では相対的に暖かい空気が流れ込みやすくなるでしょう。広く大気の状態が不安定になる可能性があります。北海道から北陸は雨や雪が降るでしょう。関東から九州は、晴れ間が出る所が多いですが、にわか雨があるかもしれません。

北からでなく、西から寒気 12日(日) 九州や四国付近に発達した雨雲?

12日(日)頃は、九州付近の上空に、寒気が流れ込む見込みです。九州や四国付近で、大気の状態が、かなり不安定になる可能性があります。発達した雲がかかり、局地的にカミナリを伴って、激しい雨が降ることが考えられます。低気圧が発生、発達して、風が強まることも、無きにしも非ず。晴れマークになっている福岡など、今後、予報がかわるかもしれません。

ただ、この予想は、今のところの資料での可能性であり、寒気の予想には、まだ幅があります。最新の気象情報をご確認ください。