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あす18日の明け方、南東の空で、細い月と火星、木星、土星が並んで輝きます。

あす18日 午前4時~5時頃 南東の空

この時期、日の出前の南東の空には火星、木星、土星が並びます。さらに、あす18日から20日にかけて、それらの惑星の近くを細い月が通ります。

あす18日、地域によって多少前後しますが、午前3時頃には南東の空に月が昇ってきて、火星、木星、土星が続きます。午前4時から5時頃にかけて、それらがほぼ等間隔で並んだまま次第に高度を上げます。火星と土星は、木星に比べて光が弱いので少し見えにくいかもしれませんが、トップ画像での配置を参考に、探してみてください。

太平洋側は多くの所で好条件 明け方の各地の天気

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日本の南に中心をもつ高気圧に、緩やかに覆われます。ただ、日本海からは低気圧が近づいて、北陸や東北付近を通過するでしょう。

【18日明け方 各地の天気】

北海道:雲が広がり、南西部を中心に雪が降るでしょう。ただ、東部では雲の切れ間から月や星を見られる所もありそうです。

●東北と北陸:低気圧が通過するため、大気の状態が不安定。天体観測にはあいにくの空模様となってしまいそうです。東北日本海側と北陸は広く雨や雪で、雷を伴って強く降るおそれがあります。東北太平洋側も、急に強い雨や雪が降ってきたり、雷の鳴る所がありそうです。

●関東と東海:山沿いは雪や雨の降る所もあるでしょう。平地は、少し雲のかかることはあっても、おおむね晴れそうです。

●近畿と中国地方:近畿北部と山陰は雲が広がり、雨の降る所があるでしょう。近畿中部と南部は晴れる見込みです。山陽は沿岸部ほど晴れるでしょう。

●四国と九州:広い範囲で晴れる見込みです。

●沖縄:少し雲がかかりますが、切れ間から観測するチャンスはありそうです。

なお、あさって19日と20日、18日とは少し配置が変わるものの、明け方の空に月と惑星たちが並びます。

あさって19日の明け方は、東北や北陸から山陰にかけて、晴れる所が多くなるでしょう。20日の明け方は広い範囲で曇りや雨となりますが、近畿から九州は晴れ間がありそうです。