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きょう11日も、北海道は春の嵐。融雪による災害や、暴風に警戒。東北や北陸は雨や雷雨。関東以西は晴れるが、風が強い。

融雪の進む北海道 川の水位上昇 暴風の吹く所も

低気圧が発達しながら北海道を通過中。

北海道は、きのうから広く雨。南から季節先取りの暖かい空気が流れ込み、雪どけが進んでいます。

午前3時20分頃、「釧路川」の標茶水位観測所(川上郡標茶町)で、「避難判断水位(避難の準備・高齢者等の避難開始等の発令の目安となる)に達するなど、水位が上昇している川があり、今後もさらに水かさが増すおそれがあります。

北海道では、午前中は広く雨。午後は雨から次第に湿った雪に変わる見込みです。夕方にかけて太平洋側を中心に風が強く、何かにつかまらないと立っていられないほどの暴風の吹き荒れる所もあるでしょう。高波にも警戒が必要です。

また、東北から北陸も風が強く、日本海側を中心に雨。山沿いは雪の所もあるでしょう。雷が鳴ったり、雨や雪の降り方が強まることもありそうです。

晴れる所も風が強い

関東と東海は日差しがたっぷり。近畿から西では、朝のうちはにわか雨の所もありますが、昼頃から広く晴れるでしょう。

天気は回復するものの、西よりの風がやや強く吹きます。高速道路や橋の上では、横風の影響を受けやすいので、車の運転はくれぐれも慎重になさってください。

また、晴れて風が強い、ということで、花粉の飛ぶ量が、きのうに比べて急に増えそうです。対策を万全にしてお過ごしください。

最高気温 平年より高い 関東は20度前後と上着いらず

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きょうも春の空気が優勢。最高気温は、ほぼ全国で平年より高い予想です。

北海道は5度~10度くらい。東北と北陸は10度~15度くらい。関東は20度前後まで上がり、4月中旬から下旬並み。日中は上着がいらないくらいになるでしょう。東海から西は広く15度前後で、四国など太平洋側では20度くらいまで上がる所もありそうです。

なお、各地とも、夜になると風の冷たさが際立ってきます。関東をはじめ、気温がグンと上がる所も、ストールなどを持っておくと安心です。