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この先も寒暖差はありますが、平年を上回る暖かさの日が多く、季節の進みは早そうです。15日には早くも東京などで桜が開花し、桜前線がスタートする予想。スギ花粉がピークの中、わずかながらヒノキ花粉も。

季節先取りの暖かさの日多く

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今日(9日)は今年一番の暖かさの所が多くなりました。最高気温は今年初めて札幌は10度以上、名古屋は20度以上となり、季節先取りの暖かさとなりました。東京都心も20度近くまで上がり、今年一番の暖かさでした。

この先も日によって寒暖差はありますが、平年を上回る暖かさの日が多く、季節の進みは加速していきそうです。気象庁から早期天候情報も発表されています。気温は14日頃までは高く、その後は平年並か低い日がありますが、17日頃から暖かい空気に覆われやすくなるため、かなり高くなる可能性があります。

桜前線スタートまであと6日!?

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季節先取りの暖かさで、桜の開花も記録的に早くなりそうです。

日本気象協会発表の第3回「桜開花予想」では、今年の開花は、3月15日に東京、名古屋、岐阜からスタートする見込みです。東京は平年より11日早く、統計開始以来、最も早い開花となる見通しです。名古屋や岐阜も、その地点でのこれまでで最も早い開花日を更新する予想。3月16日に福岡、横浜、谷などで、17日には小田原、八王子、愛媛県宇和島でも続々と開花するでしょう。

来週には早くも、桜の季節が到来しそうです。

わずかにヒノキ花粉も

また、関東など広くスギ花粉がピークを迎えていますが、わずかながらヒノキ花粉が飛んでいる所もあります。東京都福祉保健局東京都アレルギー情報NAVIのデータよりますと、東京都府中では3月4日に0.3個/㎠、5日に2.2個/㎠のヒノキ花粉が観測されています。まだ飛散開始とはなっていませんが、わずかながらも早くもヒノキ花粉が飛んでおり、注意が必要です。

(※飛散開始日1平方センチメートルあたり1個以上のスギ花粉を2日連続して観測した場合の最初の日)