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北海道は連日厚い雲に覆われ、17日(月)までの二日間に太平洋側を中心に20センチから30センチ、局地的には40センチを超える新たな雪が降りました。19日(水)からは次第に天気は回復して日差しが戻るでしょう。冬の穏やかな一日、新雪が積もった広い雪原に動物たちの痕跡を探してみるのはいかがでしょう。

アニマルトラッキング

凍った湖や畑の上に広がる真っ白な雪原に、動物達の歩いた跡が残されているのを見かけたことはないでしょうか。大きさはまちまちで、リズミカルに残された足跡は一直線についているものもあれば、途中で急に方向を変えていたりします。

多くの野生動物は夜行性のため、その姿を見ることはあまりありませんが、冬のこの時期でも活発に動き回っている様子を雪面に残しています。

動物の足跡などから、その種類や行動を探ることをアニマルトラッキングといい、元々は動物学者による生態調査でした。しかし最近は、冬のアウトドアの一つとして、北海道では各地で観察会が行われています。

新雪が降り積もった広い雪原に点々と続く足跡を探してみるのはいかがでしょう。

天気は回復へ

北海道に荒れた天気をもたらした一連の低気圧は、19日(水)にはようやく北海道から離れます。

北海道付近は冬型の気圧配置に変わるため日本海側は19日(水)も雪の降る所が多いですが、風は収まり、太平洋側やオホーツク海側から日差しが戻るでしょう。日本海側も20日(木)には晴れ間が広がり、21日(金)は全道的に晴れる見込みです。また、しばらくは厳しい寒さはないでしょう。