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きょう3日は節分です。季節の分かれ目で、立春の前日。今年は暦通りにはいきません。本州付近を通過する低気圧や前線が、春先と真冬の季節の境目になりそうです。日本海側は雪や雨で、夜には北から極寒の空気が押し寄せるでしょう。

日本海側を中心に 落雷や突風注意

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きょう3日は、前線を伴った低気圧が発達しながら東北付近を東へ進みます。暖かく湿った空気が流れ込むため、北陸から北海道の日本海側を中心に大気の状態が不安定になるでしょう。落雷や竜巻などの突風、ひょうが降る恐れもあります。空模様の変化に注意が必要です。

北海道と東北の日本海側や北陸は、昼頃から広く雪や雨が降るでしょう。局地的に雷を伴って、降り方が強まりそうです。ゴロゴロと雷の音が聞こえたり、真っ黒な雲が近づいてきたら天気急変のサインです。建物の中に入るなど安全な場所に移動して下さい。午後は太平洋側にも雪雲や雨雲がかかり、早い所では昼過ぎから雪や雨が降りそうです。

前線が通過する前は、南よりの風が強まりますが、前線通過後は西または北よりの風に変わるでしょう。今夜からは強烈な寒気が流れ込み、東北や北海道の日本海側を中心に大雪に警戒が必要です。

晴れる所も 次第に冷たい風に

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日差しがあるのは、関東から九州の太平洋側。昼前後を中心に雲が多くなりますが、雨が降ったとしても沿岸部の一部に限られそうです。

ただ、次第に冬型の気圧配置に変わって、真冬の空気に入れ替わります。日中は日差しの温もりを感じられますが、夕方以降はグッと冷え込むでしょう。北よりの風が強まるため、いっそう寒く感じられそうです。暖かくしてお過ごし下さい。