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今日(30日)、北海道や東北、新潟県では風が強まっています。日高地方のえりも岬で41.9メートルの最大瞬間風速を観測しました。また、九州は大気の状態が不安定で落雷や突風、ひょうに注意が必要です。

北海道や東北は暴風に警戒

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今日(30日)、発達中の低気圧が三陸沖から北海道の南海上をゆっくり進んでいます。北海道や東北、新潟県では風が強まっています。最大瞬間風速は日高地方のえりも岬で41.9メートル(6時34分)、根室市で22.9メートル(10時22分)、青森県八戸市で22.4メートル(0時4分)、新潟県佐渡市の両津で23.3メートル(8時37分)を観測。風に向かって歩けなくなり、転倒する人もでるような風が吹きました。

北海道では太平洋側でも雪が強まっており、10時までの12時間に十勝地方の大樹町や中札内村の上札内で27センチの雪が降りました。

明日(31日)にかけて、北海道では太平洋側東部やオホーツク海側を中心に湿った重たい雪が降り、大雪となるでしょう。大雪や猛吹雪、吹きだまりによる交通障害に警戒が必要です。

九州は大気の状態不安定

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本州の日本海側でも、日本海の低気圧の影響で、広く雨や雪が降っています。また、九州の上空5500メートルには氷点下30度以下の強い寒気が流れ込んでおり、大気の状態が不安定になっています。東シナ海には寒気に伴う雲も見られます。九州では今夜(30日)にかけて大気の不安定な状態が続き、落雷や突風、ひょうに注意が必要です。