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きのう27日(月)は荒れた天気となった九州。きょう28日(火)は一時晴れ間ものぞき、福岡市では午前中、きれいな虹も見られました。ただ、あす29日(水)から30日(木)は上空に強い寒気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定。再び急な強い雨や落雷、突風などに注意が必要です。

北の空に虹かかる

きのう27日(月)の九州は発達した低気圧の影響で雨や風が強まりました。大分県佐伯市では1時間に117.5ミリの雨が降り、1月としては全国で観測史上最大となりました。

きょう28日(火)は、低気圧は九州から東に次第に離れています。九州は対馬海峡沿岸部や東シナ海側に多少雨雲がかかる程度で、天気は持ち直しています。きょう午前中には福岡市の北の空に、きれいな虹が現れました。小さな雨雲がある一方、日もさす状況で現れ、冬場のしぐれに伴って現れる虹であることから「しぐれ虹」とも呼ばれます。

29日から30日 雷雨に注意

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あす29日(水)から30日(木)にかけては冬型の気圧配置で、上空に強い寒気が流れ込むでしょう。九州は大気の状態が非常に不安定になり、局地的に発達した雨雲がかかる見込みです。急に雨が強まる、雷が鳴る、あられが降る、突風が吹くなど、シビアな現象が発生する恐れがあります。十分ご注意ください。

なお、九州の標高が高い山は、あす29日夜から雪になる所もあるでしょう。