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27日(月)の九州は、発達しながら近づく低気圧の影響で、沿岸海上を中心に風が非常に強く吹き、荒れた天気でしょう。海上はしける所が多く、大しけになる所もあります。暴風や高波に警戒して下さい。また、大気の状態が不安定ですので、落雷や突風、雨の降り方にもお気をつけ下さい。

東よりの風が強く、沿岸海上は暴風に警戒

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27日(月)午前11時現在、アメダスの観測で、九州は北東から東の風が強まっており、沿岸部は平均風速が10m/s超えている所があります。

午前11時までの最大瞬間風速は、長崎県対馬市鰐浦で29.6m/s、長崎県小値賀空港で29.3m/s、鹿児島県薩摩川内市で29.0m/sなど、30m/s近い突風を観測しています。

九州南部の沿岸海上は夕方にかけて、九州北部は今夜遅くにかけて暴風が吹く見込みです。海上の波の高さは4メートルを超えてしける所が多く、宮崎県の沿岸海上は初め6メートルと大しけとなりますので、暴風・高波に警戒が必要です。

局地的に激しい雨

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きょう27日(月)は、前線や湿った空気の影響で、大気の状態が不安定で、雨雲が発達する所がある見込みです。発達した積乱雲の下では、落雷や突風、急な激しい雨にご注意下さい。

また、27日の予想最高気温は、九州北部は15度前後ですが、強風の影響で、体感的に気温以上に寒く感じられる所がありそうです。一方、九州南部が20前後まで上がり、暖かいでしょう。