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全般に雪の少ない状態が続いている北海道は、延期、中止になっている冬のイベントがいくつかあります。そんな中、来週末からは千歳市で氷像をメインとする氷濤まつりの準備が順調に進んでおり、予定通り開催されます。まつりの紹介、今後一週間と一カ月の大まかな天気傾向をお伝えします。

千歳・支笏湖氷濤まつりとは

支笏湖の湖水をスプリンクラーで吹き付け凍らせた、大小さまざまな氷のオブジェが立ち並ぶ冬の祭典です。昼は支笏湖ブルーと呼ばれるナチュラルブルーに輝き、夜は色とりどりのライトに照らされて幻想的な世界を演出。期間中は、花火大会や氷濤ウエディング、力強い和太鼓の演奏が楽しめる氷濤ダイナミックナイトなど盛り沢山の楽しい行事を開催する他、会場内売店では、オリジナル商品『氷濤飴』をはじめ、温かい飲み物や食べ物なども販売するとのこと。また、周辺には温泉もあり、冷えた体を温めることもできるそうです。氷濤まつりは北海道の冬を代表する祭典で、特に夜は写真に見られるようにライトアップや花火もあり、とてもきれいな景色を見ることができます。

今年の氷濤まつりは

少雪が原因で一部の祭りは延期、中止が決まっているものもありますが、氷像がメインとなる氷濤まつりは問題なさそうです。支笏湖まつり実行委員会によると、氷像制作は順調に進んでおり、当初の予定通り来週末の1月24日から氷濤まつりが開催されるとのこと。写真は昨年のものとなりますが、今年もこのようなきれいな景色を楽しむことができそうです。

今後一週間、一カ月間の北海道の天気傾向

これからの一週間、北海道付近は弱い冬型の気圧配置や高気圧の張り出す日が多くなり割合穏やかに経過しますが、20日頃は低気圧が接近し、広い範囲で雪となる見込みです。低気圧の進路によってはやや雪の量が多くなる所もありそうです。しかし、暖かい空気が継続して入ることもないため開催までに氷像が解けてしまう心配もなく、24日にはいいコンディションの氷像に出会えそうです。また、最新の一カ月予報によると、その後も冬型の気圧配置は平年よりも弱く経過し、例年と比べ雪の降る日が少ない見込みです。まつり開催期間中は、比較的穏やかに経過する日が多くなるでしょう。