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札幌地方気象台によると、14日、オホーツク海では海氷が網走市の北約70キロの位置まで南下しました。衛星からの画像でも、北海道の北に流氷が漂っている様子が確認できます。今後1週間も、海氷は引き続き南下し、北海道のオホーツク海側沿岸に近づく見通しです。

14日 網走の北70キロに

札幌地方気象台によると、14日、オホーツク海では小規模な海氷が網走市の北約70キロの位置まで南下しました。衛星からの画像では、オホーツク海に浮かぶ白い塊を確認することができます。雲と見分けづらい場合もありますが、海氷は時間がたってもあまり位置を変えず、形の変化が小さいことが特徴です。衛星画像の可視画像から確認してみてください。

※海に浮かぶ氷を総称して海氷と呼び、海氷のうち海岸に定着せず流れ漂っているものを流氷といいます。

流氷の到来は平年並みのペースか

気象台では、流氷が海面で初めて見られた日を「流氷初日」、流氷が接岸するなどして船舶が航行できなくなった最初の日を「流氷接岸初日」としてそれぞれ観測しています。網走の流氷初日の平年値は1月21日、流氷接岸初日の平年値は2月2日。網走の昨シーズンの流氷初日は1月13日、流氷接岸初日は1月29日でした。

15日発表の府県海氷予報では、オホーツク海の流氷は、網走市の海岸から40キロメートル以遠にあり、16日にかけて海岸に近づく見込みです。

※最新の情報に基づき、記事の一部を修正しました。