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広く「高温に関する早期天候情報」が発表されており、大寒(1月20日)頃から、かなりの高温になる予想。3月にかけても気温は平年並みか高い予想で、いつもより春服の出番も早くなりそうです。

暖冬・少雪

寒中になってもなかなか寒波がやって来ず、暖冬傾向が続いています。日本海側では雪が少なくなっています。札幌市の14日午後3時の積雪は8センチと平年の16%しかありません。また、平年では1メートルを超す積雪となる新潟県十日町市や湯沢町の積雪は0センチ。北陸3県は全アメダスで1センチ以上の積雪の所はありません。

太平洋側でも冷たい北風が吹きつける日や厳しい冷え込みの日が少なくなっています。東京都心ではこの冬は未だ冬日(最低気温が0℃未満)になっていません。暖冬だった昨冬でも12月~1月14日までに4回冬日になっています。この冬は初氷の観測も未だなく、統計開始以来最も遅い記録となっています。(これまでの最も遅い記録は1月13日)

この先1週間も冬型続かず、南岸低気圧

この先1週間も天気は短い周期で変わりそうです。日本海側の雪は続かず、スキー場の雪不足は解消することはないでしょう。太平洋側では17日(金)から18日(土)は南岸低気圧の影響で冷たい雨や雪が降り、日中も空気が冷たくなりますが、晴れる日は日差しが暖かく感じられそうです。

なお、東京都心の最低気温はこの先1週間も氷点下まで下がらず、冬日にはならない予想です。

高温に関する早期天候情報も

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気象庁は東北から九州や沖縄にかけて「高温に関する早期天候情報」を発表しています。東北から四国、中国は1月20日頃から、九州や沖縄は1月22日頃からの約2週間はかなりの高温になる可能性が高くなっています。冬型の気圧配置は弱く、寒気の影響は弱いため、大寒(1月20日)頃も厳しい寒さの日は少なくなりそうです。

春も早い?

3か月予報でも3月にかけて全国的に平均気温は平年並みか高い予想です。平年より早い時期から春の暖かさの日が多くなるでしょう。早い時期から春物の服の出番がありそうです。