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記録的な少雪が続いている道内。今日(13日)午後3時の積雪は、全道的に平年の半分以下で、札幌や函館は2割程度、紋別などオホーツク海側では1割にも満たない所があります。今週も北海道の冬とは思えないような穏やかな日が多くなりそうです。

冬とは思えない天気が続く

札幌の今日(13日)午後3時の積雪は8センチ。今年に入ってまだ一度も10センチ以上の積雪を観測していません。

1961年の統計開始以来、初めてのことで、記録的な少雪となっています。

今週も日本海側で雪の降る日はあるものの、量は少なく、この時季の北海道としては穏やかに経過する見込みです。

冬将軍はどこへ

日本海側を中心に雪を降らせる、いわゆる「冬型の気圧配置」というのは、大陸(西)に勢力の強い高気圧、日本の東に発達した低気圧があって、西高東低の気圧配置になることです。

ただ、この冬は平年と比べて高気圧の勢力が弱く、低気圧の発達も弱いため、冬型の気圧配置が長続きせず、上空の寒気の流れ込みも弱くなっています。

寒気が弱いため雪の量は少なく、また北海道付近は低気圧の影響も受けにくいため、天気の大きな崩れもないのです。

今後しばらくは、この状態が続きそうです。