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きのう7日(火)夜からきょう8日(水)の九州は、荒れた天気になり、場所によって瞬間的に30メートルを超える風を観測しました。きょう8日(水)の夕方以降、九州は風のピークが過ぎますが、もうしばらく強風や高波に十分に注意して下さい。

九州 30メートルを超える風の所も

日本海の低気圧から延びる寒冷前線が、きょう8日(水)の明け方ごろにかけて九州を通過しました。寒冷前線の通過前は南よりの強い風、通過後は西よりの強い風に変わり、各地で荒れた天気になりました。1月としては最も強い風を観測した所があり、昨夜からきょう15時までの最大瞬間風速は長崎県対馬市鰐浦で32.4メートル、鹿児島県屋久島町尾之間で31.2メートル、宮崎市26.7メートル、福岡空港25.2メートルなどでした。

寒冷前線の通過時は雨も強まる

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きょう8日(水)の未明から明け方、九州は風に加えて、局地的に雨も強まりました。最大1時間雨量は福岡市早良区脇山で28.5ミリ、長崎県佐世保市27.0ミリ、福岡県行橋市25.5ミリ、佐賀県鳥栖市23.0ミリ、本県山都町で22.0ミリなど、強い雨を観測、九州北部を中心に1月としての1時間雨量の記録を更新した所が多くなりました。

引き続き強風や高波に注意

きょう夕方以降は天気がゆっくり回復しますが、海上を中心にしばらく西よりの風が強く吹きます。強風や高波に十分注意して下さい。あす9日(木)の九州は緩やかに高気圧に覆われるため、風が次第に弱くなるでしょう。ただ、海上ではまだ波が高い所が多いですので、あすも高波に注意が必要です。