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あす(9日)は冬型の気圧配置に変わり、朝にかけて九州から北海道の広い範囲で暴風に警戒が必要です。2020年初めての3連休、12日(日)は雨の降る所が多いでしょう。

あすも風の強い一日

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あす(9日)は、日本付近は冬型の気圧配置に変わります。急速に発達する低気圧と大陸から張り出す高気圧の間に入る日本列島は、等圧線が混み合います。このため全国的に季節風が強く、朝にかけては沿岸部を中心に非常に強い風が吹くでしょう。暴風や高波に引き続き警戒が必要です。

雨や雪が降るのは東北と北陸です。東北は昼ごろまで雪や雨が降るでしょう。北陸は雨が降りやすく、夕方以降は雨の範囲が広がりそうです。局地的に雷を伴ってザッと強く降るでしょう。近畿北部や山陰も午前中はにわか雨に注意して下さい。

一方、北海道と関東、東海、近畿から九州の太平洋側は日差しが届く見込みです。風は次第に弱まりますが、沿岸部ほど風が強く吹きそうです。関東から九州では、最高気温が15度くらいまで上がって4月上旬並みの陽気の所もあるでしょう。日中は1月とは思えない暖かさです。

冬型は一時的 日曜日は広い範囲で雨に

冬型の気圧配置は長続きせず、2日程度で解消する見込みです。

10日(金):日本海側は雲が多く、北海道と東北は所々で雪が降るでしょう。北陸は雨になりそうです。太平洋側はおおむね晴れますが、この時期らしい寒さでしょう。

11日(土):3連休の初日。本州付近は高気圧に覆われますが、足早に離れていきます。北海道から九州にかけての太平洋側は、晴れる所も次第に雲が増えて、九州は雨の降りだす所がありそうです。北陸や東北、北海道の日本海側は、気圧の谷の影響で雪や雨が降るでしょう。

12日(日):本州の南岸を低気圧が東進し、雨の範囲が広がります。九州から関東、北陸は冷たい雨が降り、関東甲信の山沿いは雪でしょう。東北は降りはじめは雨の所も次第に雪に変わりそうです。北海道は日本海側を中心に雪が降るでしょう。

13日(月)以降:再び冬型の気圧配置に。じわじわと強い寒気が南下し、関東付近まで流れ込みそうです。季節風が吹いて寒くなるでしょう。