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関東地方は夜遅くなると、都心など平野部でも急に「雪」が降る可能性があります。雪が降ったとしても一時的で、平野部で雪が積もることはないでしょう。山沿いでは積雪が一気に増える所がありそうです。

平野部でも雪ちらつく?

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関東地方はきょう4日(土)夜遅くから、あす5日(日)明け方にかけて、都心など平野部でも急に「雪」が降る可能性があります。

今夜は気圧の谷が関東を通過します。この気圧の谷は上空5500メートル付近に強い寒気を伴うため、大気の状態が不安定になって雪雲が発達しやすくなるでしょう。地上に比較的近い上空1500メートル付近にも強い寒気が流れ込むこと、そして降る時間が気温の低い深夜から明け方であることなどから、空の高い所でできた雪の粒が、そのまま融けずに地上まで落ちてきたり、雨に雪が混じる「みぞれ」となったりしそうです。都心など南部の平野部でも雪やみぞれとなる可能性があり、都心で「初雪」が観測されるかもしれません。

積もる所は?

平野部では雪が降ったとしても一時的で、雪が積もることはなさそうです。ただ、北部の山沿いではあっという間に雪が降り積もり、これまで積雪のなかった所も雪景色へと変わるでしょう。夜間に車を運転する方は場所によって路面状況が変化しますので、十分にお気をつけください。

あすは季節風が冷たい

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あす5日(日)は次第に晴れてきますが、一時的に冬型の気圧配置となるため、季節風が強く吹くでしょう。日中の気温は10度に届くかどうかで、冷たい北風が寒さに拍車をかけそうです。お出かけの際はダウンコートがあるとよいでしょう。夜は風が収まってくるものの、仕事始めの6日(月)朝にかけてかなり冷え込みそうです。