メイン画像
メイン画像

今年も残すは1日と数時間です。あす大晦日は関東周辺で季節外れの暖かさの一方、西日本は真冬の寒さ。移動の際は、激しい寒暖差に注意!

31日大晦日 予想最高気温 地域差大

あす大晦日はポイントは2つあります。1つ目は気温です。予想最高気温は東海や関東から北の太平洋側では暖かい南風の影響で、大晦日とは思えない気温になります。静岡は19度できょう30日より9度高い予想です。静岡で大晦日に気温が15度以上なら1999年以来20年ぶり。19度を超えたら1985年の20.4度以来34年ぶりのことです。そのほか過去の大晦日を調べると東京で15度以上なら26年ぶり。仙台の10度以上は96年以来23年ぶりと異例の暖かさが予想されます。

その一方で、寒気の影響が早く出る日本海側と西日本は気温が上がりません。特に福岡は最高気温が6度と1日横ばいで、真冬の寒さ。広島も10度に届かず、この冬一番の寒さになる可能性が高いです。

あす、ふるさとや行楽地へ移動される方は、地域によって寒暖差が激しくなります。服装には十分に注意して下さい。

大晦日天気 北日本は猛吹雪に警戒

画像B
画像B

2つ目のポイントは冬の嵐です。低気圧が急速に発達し、冬型の気圧配置が強まります。このため、北海道と東北は日本海側を中心に雪が降り、ふぶく所が多いでしょう。猛吹雪で見通しが効かなくなるホワイトアウトの可能性がありますので、車の運転などは十分な注意・警戒をお願いします。また、北陸から九州にかけての日本海側も雨や雷雨の所があり、平野部でも次第に雪に変わる所がありそうです。太平洋側は晴れて、前項目の通り、関東周辺で大晦日とは思えない暖かさになります。ただ、午後は冷たい空気に入れ替わり、夜は北風がかなり冷たく感じられます。

あすは、地域による気温差や天気の変動が大きいですので、お出かけ前の気象情報の確認を欠かさずに行ってください。